フランスの若い二人のエンジニアが作った「Sharp」をご紹介します。
このSharpは、廃プラスチックを再利用したボディに超小型の研ぎ機が埋め込まれた、常時携帯できるナイフシャープナーです。
これほど小型のシャープナーは他にないと思います。
ナイフを使うアウトドアはもちろん、ご家庭でも包丁の切れ味が悪くなってきたと感じたら、5~6回刃を滑らせるだけで、鋭い切れ味がよみがえります。
1.形と大きさ
Sharpの大きさは、長さ55mm、幅16mm、厚み11mmで、重さはわずか10gです。
本体にはキーホルダーにつけられるストラップが取り付けられています。
家や車のキーと一緒にどこへでも持ち運び可能です。
登山やアウトドアなどでナイフをよく使う人は、簡単に切れ味を復活させられるので、とても重宝すると思います。
切れ味の悪いナイフでは美味しい料理は作れませんし、フェザースティックも作れませんよね。
もちろん、刃物の切れ味を取り戻すために一番いい手入れは、砥石で磨ぐことですが、まず道具として砥石と水が必須ですし、ある程度練習しないとうまく磨げません。砥石もちゃんと研ごうとすると目の粗いのと、細かいのと2つくらいは用意しなければなりません。
その点シャープナーなら、ものの1分もかからず刃を研ぐことができます。
2.対応するナイフ
Sharpの研ぎ機に刃をあてることができれば、どんな刃物でも磨ぐことができます。
大型の包丁、サバイバルナイフ、十特ナイフ、小型ナイフなど、かなり刃が潰れているものでも切れ味を復活させることが可能です。
3.リサイクル
Sharpは二人のエンジニアがご近所を回って集めてきた廃プラスチックを利用し、全て手作りしているとのことです。
また、Sharpのボディにはプラスチック番号が記載されており、廃棄したときスムーズに再利用できるように配慮されています。
4.価格
価格は10€(ユーロ)日本円にして1500円程度なので購入のハードルも低くなっています。
5.注意点
Sharpは両刃の刃物用に設計されているとのことです。
片刃の刃物を研ぐことも可能ですが、その場合は片刃が両刃に変わってしまうそうです。
まあ、切れないよりはいいかもしれません。
6.まとめ
現在円安ではありますが、価格もお手頃ですし、アウトドアを趣味にしている方、日常で包丁をよく使う方はSharpは一つあるととても便利な道具だと思います。
私も以前は研ぎ石を買って独学で刃物を研いでいましたが、時間と労力を考えると、圧倒的にSharpで磨いだ方がいいので、もう砥石は使わなくなってしまいました。
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